「一生役に立つ」戦略的な思考力を養う日本史の実践道場

慶応大 経済学部の傾向と対策

慶應大の経済学部についてここで分析してみよう

慶応大の経済学部では、本格的な論述問題が以前から課せられてきたが年々、論述問題の分量が多くなってきている。また、出題範囲も以前のような近現代の経済史や戦後史だけではなくなってきているため、近世以降の全範囲にわたっての論述対策が必要となってきている。

2020年2月本試験の大問1は、何と!「世界史」の大問1と問題文(リード文)が全く同じ問題が出題された。また、小問において同一問題が論述式2個、地図問題1個あり、2022年度から高校で開始される「歴史総合」(日本史と世界史の融合科目)を先取りした問題と言えよう。今後の「慶応大学の日本史・世界史」両方の方向性を示す問題として参考にすべき最重要な問題であると吉田は見ています。

それゆえ今ここで、ぜひ確認してほしいところです。

2020年2月 慶応義塾大学 経済学部 大問1
アジアにおけるキリスト教の普及と貿易に関して述べた次の文章を読んで,問1~問4に答えなさい。解答は,設問で指定された場合を除いて,すべて番号で解答用紙の〔解答欄A〕の所定の欄に記入しなさい

 

16世紀のアジアでは,ポルトガルやスペインなどの宣教師らによるキリスト教布教活動が盛んとなった。日本では1549(天文18)年に来日したAイエズス会宣教師フランシスコ=ザビエルらの活動を通じてキリスト教が普及したB日本からもローマに使節が派遣された。また,ポルトガルやスペインはアジア域内の貿易に参入し,Cポルトガル商人は日明貿易の主要な担い手にもなったD日本の大名や商人もアジア諸地域との貿易を行い,こうした活発な貿易は17世紀前半まで続いた

 

1 下線部Aに関連して,イエズス会宣教師らがアジアでの布教活動を積極的に展開した背景にある,当時のヨーロッパにおけるキリスト教の動向を,〔解答欄B〕の所定の欄の範囲内で説明しなさい。(世界史との共通問題
正解を表示する添削します。ヒント:「当時のヨーロッパにおけるキリスト教の動向」なんて日本史じゃないと思う受験生もいると思うけど、ちゃんと教科書(山川出版)には書いてあります。

2 下線部Bに関連して,次の文章を読んで,以下の(1)(2)に答えなさい。

 

1582(天正10)年に,a九州のキリシタン大名3の名代として,伊東マンショら4名の少年が長崎港を出発した。日本からの使節は,bポルトガルの植民地の港を経てリスボンに入り1584年にマドリードでスペイン国王フェリペ2世に,翌年にローマで教皇に謁見したのち,1590年に帰国した。その後,仙台藩主伊達政宗の家臣支倉常長が派遣され,ローマで教皇に謁見した。しかし,支倉常長が帰国した時には,キリスト教は禁教となっていた。

 

(1) 下線部a の大名の組み合わせとして適切なものを,次の14の中から1つ選びなさい。

1.有馬晴信,大内義隆,大友義鎮
2.大内義隆,大友義鎮,大村純忠
3.大友義鎮,大村純忠,有馬晴信
4.大村純忠,有馬晴信,大内義隆
正解を表示する

(2) 下線部b に関連して,使節が日本とローマの往復の途上寄港した場所の位置として適切なものを,次の地図中の19から4つ選び,番号が小さい順に左から記入しなさい。


正解を表示する3-6-7-8 天正遣欧使節は、ポルトガルが開拓したインド航路を利用した。3はモザンビーク、6はゴア(ポルトガル政庁)、7はマラッカ、8はマカオ。

3 下線部Cに関連して,ポルトガル商人が日本と明との間の貿易を中継するようになった背景について,取引された主な商品と,明の貿易政策に触れながら,〔解答欄B〕の所定の欄の範囲内で説明しなさい
正解を表示する添削します。ヒント:日本と明が、直接取引できなくなっていたことを想起しよう。

4 下線部Dに関連して,徳川家康が征夷大将軍に任じられてから幕府が日本人の海外渡航を禁じる前までの,日本の大名や商人の貿易活動に対する幕府の政策について,〔解答欄B〕の所定の欄の範囲内で説明しなさい
正解を表示する添削します。ヒント:朱印船貿易について想起しよう。

吉田塾では、上記のような「慶応の経済の傾向にピッタリ合った」重要過去問研究講座を展開しています。これに加えて長年、某予備校の慶応模試を執筆していた吉田が作成する「オリジナル対策問題」(その一部は公開中!)を駆使した講座を展開(とくに直前期)します。これにより最短の時間で効率的に慶応経済の日本史に必要な事項をマスターして、本番での高得点をめざします。

なお、吉田塾の本講座を縦横無尽に活用して見事栄冠を勝ち取った先輩たち(佐藤優至君や日比悠介君の「慶応大の合格レポート」が他の教科の勉強法も掲載してあってとても参考になりますのでぜひ読んでみてください。

さらに「慶応大の日本史」を攻略するための詳しい内容を知りたい人は、「吉田塾とは何か」や「塾長 吉田健志のプロフィール」をよく読んで頂き、自身の合格戦略に合うとの手ごたえを感じたら、ぜひお問合せください。いっしょに「慶応大の日本史」を攻略して行きましょう!

吉田塾とは何か
塾長 吉田健志のプロフィール

「文化史」特講受付中!

吉田塾では、冬期に「文化史」特講を開講しています。文化史対策が遅れている人もここで「文化史」を覚えるための丸暗記ではない「つながりと対比」を重視したテキスト&板書を駆使した覚え方よって、一気にまとめることができた!合格の決め手の一つになった!と例年塾生からの評価がもっとも高い講座の1つとなっています

その一部は、ZoomまたはSkypeによるカウンセリング(無料)やミニ講座(無料)でも紹介しています。

最近人気を集めている「文化史特講」について、受講生の感想をいただいたので紹介します。

 

(I.Rさん 早大文学部・文化構想学部志望)

政治史を軸として文化史を理解するという考えに目から鱗でした。文化史単体だとどうしても暗記がしにくく困っていたのですが、面白いエピソードを思い返しながら、先輩の絵と共にもう一度復習し直すとすんなり覚えることができ感動しました!

乾漆像についての時短裏技も他の教科や時代に時間をかけたかったので非常に助かりました。

また、年号の重要さを身にしみて感じました。文化史と並行して復習していこうと思います。

 

文化史は難関国公立の二次や難関私大の日本史(早稲田の文学部・文化構想学部や同志社大学など)を攻略する上で非常に重要であり、他の受験生と差が付きやすい分野であると吉田塾では考えています。

 

12月の前半に一通りの講座が終了しますが、とても人気な講座のため、12月後半~1月前半にも同内容の文化史特講を開講する予定なので、文化史対策に行き詰っている方は、まずはカウンセリング(無料)やお試し講座についてお問い合わせください。

お問い合わせ・無料カウンセリング・お試し講座の申し込みはこちらから!

大学受験のための日本史

大学受験のための日本史

PAGETOP