京都府立大学歴史学科と同志社大学文学部・社会学部に合格した
遠藤君から心のこもった合格レポートが寄せられましたので
ここで全文紹介します!

遠藤功樹
僕は中学校の時から近現代分野の歴史が好きで、大学でも学びたいと思ったことがきっかけで京都府立大学文学部歴史学科を志望校に据えました。
僕は吉田先生から合格のための「戦略」を学び、より効率的にそれを実践に移すことができました
結果、同志社大学・立命館大学・そして本命の大学に合格することができました。
もしこれから受験する方が参考になればと思い、書かせていただきます。
―国語―
この教科は、僕の永遠の敵です。本当に苦手でした。文学部志望のくせに共通テスト模試で5割を切ったこともあるくらいです。吉田先生は確かに日本史の先生ですが、国語の分野で先生から学んだことは計り知れません。
◎現代文
現代文は点数が安定せず、問題をそれなりに解くものの成長を実感できない日々でした。周りの友達に解法を聞いても、「感覚」の一点張りで、そんななか吉田先生やお世話になった先生方からアドバイスをいただき意識したことは論理です。逆説や因果関係を表現する接続語に目をとがらせました。特に入試では、内容を理解することは一番大事なことではありません。なによりも大事なのは問題を解くことなのです。また、入塾した頃は、技術はもちろん姿勢が欠如していました。というのも、僕は問題を解くだけでわからない単語を放っていました。このままでは語彙力がつかず、もう一回その単語に出会っても分からずじまいでしょう。もし今これを読んで心当たりがある人は、本当に直してください。後悔しますよ!!逆に、貪欲に学んでいくことが逆転合格の一歩であるとも気付かされました。僕は「現代文と格闘する」という参考書にもお世話になり、もしよければ見てみてください。
◎古文
古文は本当に語彙力だと思います。僕は古文単語に苦しみました。とりあえず日常的に単語をチェックして、たくさん文章をこなすなかで覚えた単語の意味をアウトプットしていくだけではないでしょうか。
◎漢文
国語は苦手でしたが、漢文は何故か得意でした。まずは句形を覚えましょう。漢文は解きながらいかに逐語訳できるかだと思います。量をこなしていくと同じような話がいくつもあり、話を想像・予測しながら解けるようになります。
―英語―
英語はセンター試験同日模試で悪い点数を取ったことがきっかけで、高校3年生の春に本格的に勉強を始めました。はじめはイディオムと単語をひたすら頭に入れました。そして、GW頃からは文章を読みながら構造分析する訓練をしました。構造分析とは、副詞節や形容詞節をチェックすることです。英語が苦手で、品詞なんてわからないという人は「カリスマ講師の日本一成績が上がる魔法の英文法ノート」という本を見てみてください。僕はこの本の著者の方に英語を教わり伸びました。本当に分かりやすいです。
◎共通テスト対策
共通テストの英語は分量が多く、僕もはじめは苦しみました。GWごろからとりあえずたくさん英文を読みましょう。たくさん読むことで文章の要点を掴むのが速くなります。大問1・2・3は、全部読んで解くでもいいですが、仮定法など文法要素が解答根拠になったり、1段落に1問くることが多いなど、傾向を意識することで読む時間の削減につながります。大問4・5は、全部パッと読んで内容をすべて覚えてから解きましょう。見返していると時間ロスです。大問6は、各小問の解答範囲がほとんど被らないです。だから、読みながら問題を進めていきましょう。僕が伝えられるのはこれくらいです。
◎私立・二次試験対策
過去問を研究してよく出る分野(文法問題や和訳問題など)を重点的に対策しました。なかでも英作文や英訳問題は、学校や塾の先生に書いたものを見てもらいました。自分では合っていると思っていても間違っていることが多々あります。数をこなしてよく使う言い回しを覚えるのもありです。
―日本史―
元から得意な方で、はるかに上の実力を持つ人に出会ってきませんでした。しかし、吉田塾では志望校が被っている他の塾生と受ける授業がありました。そうした授業で、自分は問題に全然答えられない問題に他の塾生はすらすら答えており、僕に危機感を募らせました。このことがきっかけでたくさん問題に当たり、吉田先生がよく出るという部分を中心に固めていきました。学校ではよく一問一答だけやる人がいましたが、そんな勉強法はやめたほうがいいです。その前に出来事の流れを掴むべきです。なぜ起こったのか、起こってどうなったのか、こうしたことを意識して勉強してみてください。そして細かい指示は吉田先生に仰ぎましょう。先生はそれぞれの生徒の性格や実力を見て判断してくださります。
―最後に―
長々と書いてきましたが、勉強法は一つではなく自分に合った方法で頑張ってください。そして、まだ受験まで時間がある人はまず量をこなすことを意識して勉強してみてください。あくまで持論ですが、量をこなせない人に質の高い勉強はできないと思います。
勉強をしていると理解が進まなかったり、模試の成績が悪くて萎えることがあります。しかし、そんなものは気にしなくていいです。勉強して気を紛らせましょう。順位が低くて劣等感を抱いても関係ありません。本番前までは誰もが同じ土俵に同じ高さで立っています。
3年生になったばかりの頃はあと1年も勉強しなあかんのかと思っていましたが、今となれば本当に一瞬でした。勉強を乗り切るとそれが自分の強みにもなりますから頑張ってください。応援しています。