8月24日朝 名古屋を出発して上海経由で西安へ夕方17:30ごろに到着。
上海近くに台風がいたため乗り継ぎ(同じ飛行機の燃料給油だけのはずが)が遅れ3時間半も遅れての到着となる。
西安に向け飛行機に乗り込んでもなかなか出発せず、なんと地上で機内食を食べることに。こんなの初めてだ。
結局、この日は飛行場から西安の中心地までのタクシーの運ちゃんがなかなかいい人(性格の良さがにじみ出ていた)で、西安中心地に入る手前にある西方に向かう「らくだのキャラバン隊」像を経由してもらい、日没前にこれを見て日中は終わるが、西安(長安)がシルクロードの出発点・到着点であることを実感する。
らくだ・胡人(ソグド人かイスラム商人か)・漢人が混じったキャラバン隊の像は、シルクロードへの思いを増幅させてくれた。
《らくだのキャラバン隊像》
つづく。
☆大学受験につながる西安!
西安は、古代中国において多くの王朝が都とした都市である。
周(西周)時代には鎬京とよばれた。
秦の始皇帝時代の都である咸陽も西安にとても近いところにあった。
前漢時代から長安とよばれ(なお、後漢の都は洛陽)、隋・唐時代には人口100万人を抱える世界最大の国際都市であった。日本で言うところの京都のようなところで歴史好きな人なら、見たいところが多すぎて何日いても飽きないところと言える。