熊野古道と同じく世界遺産に指定された湯の峰温泉
にある「つぼ湯」。教え子のAZ君は、念願の入浴で
感動していました。
湯の谷川の河原に建つ萱葺き屋根の湯小屋(つぼ湯)は
日本最古の温泉として長い歴史を持つ事で有名です。
濁った湯は、1日に7回色が変化するといわれ、
その昔、熊野大社へ参拝に訪れる人々が身を清めた
と言われています。
院政期に歴代の院(白河・鳥羽・後白河)が熊野詣を頻繁に行って以来
中世には武士さらには庶民へと信仰が広がり、
切れ間なく旅人の行列ができた様子から
「蟻の熊野詣」と言われるほど多くの人が
訪れるようになります。
この「蟻の熊野詣」というフレーズは難関私大には出ます!
覚えておきましょう!