2月7日
大問Ⅰ 原始・縄文・弥生・古墳時代
同志社大学では、この時代の大問が近年難問化していたが
今年も一般の受験生にとっては難問ぞろいの大問でした。
各時代の遺跡名を選択する問題が毎年出ており、用語集レベル
の用語がズラリと並んでいるので過去問研究して類題を3問程度
解いた上で用語集でチェックするまでしないと高得点できない内容となっている。
大問2 (1)古代の対外関係史(高句麗、新羅、百済)
(2)中世の対外関係史(応永の外交、文引、木綿、大蔵経、三浦)
同志社の超定番の対外関係史でごく標準的な大問であった。
大問3 近世・近代の産業経済中心の問題
(1)檜、楮、農業全書、竜骨車、北村季吟、山脇東洋
(2)別子銅山=住友家、古川市兵衛、赤蘭会
標準的な問題であった。
以上の3日間を踏まえて、同志社で頻出する時代やテーマとして
「幕末」が気になります。「幕末」中心の場合は難問化する場合が
多いです。例えば、「天誅組の変」「生野の変」やヒュースケンなども
平気で記述問題として出題されるでしょう。
あとは「ウクライナ戦争」の影響で
壬午軍乱・甲申事変⇒日清戦争⇒日露戦争ですね。
その場合に注意したいのは「思想家」と絡めてくることに注意です。
福沢諭吉の脱亜論や高山樗牛、内村鑑三、幸徳秋水などは気になります。