「一生役に立つ」戦略的な思考力を養う日本史の実践道場

ブログ

京都府立大学歴史学科一年生の藤田尚希君から受験生へ

今年、京都府立大学歴史学科に合格して進学した藤田尚希君(同志社大学文学部、社会学部合格)と先日、コロナ禍のさ中でもあるので京都市内散策は避けて鴨川の源流にある志明院(真言宗系で空海が創建)に行ってきました。


この志明院境内にある洞窟からの湧水が鴨川の最初の一滴とされ祀られています。

この時、藤田君が今こんなに楽しい時間を過ごしていられるのは第一志望合格をめざして去年、吉田塾で受験勉強を頑張ったからだと言ってくれました。

その気持ちを素直に表現した受験生への応援動画を撮影したので受験生(とくに歴史好きや京都府立大志望)は見てくれたら幸いです。

慶應義塾大学法学部の「傾向と対策」を新規掲載しました。

慶応義塾大学法学部の「傾向と対策」を新規掲載しました!
慶應法学部の日本史は、ここ4,5年で少しづつ出題傾向(設問)が
変化して来ています。
それが、わかるコンテンツとなっているので慶應法学部をめざす受験生は
ぜひ参考にしてください!

慶応大学経済学部の日本史をバージョンアップしました!

慶応大学「経済学部の日本史」を2021年2月の本試験問題の分析
にバージョンアップしました。
本学部を志望する受験生はぜひ参考にしてください。

早稲田の「社会科学部の日本史」をバージョンアップしました!

早大社会科学部の2021年2月本試験問題の分析を
早稲田の「社会科学部の日本史」に掲載しました。
新傾向問題として短文論述問題(30字)が1題出題されています!
全体の小問数を比較するとたかだか30字の論述問題ですが意外と
配点が高そうなので要注意です。
ぜひ、今回の分析を参考にしてください。

早稲田大学 人間科学部の日本史をバージョンアップしました!

早稲田大学の「人間科学部の日本史分析」バージョンアップしました。
2021年2月本試験問題の分析や出題傾向を実感できる問題(解説付き)
を掲載してあります。
早大人間科学部を志望する人は、ぜひ参考にしてください。
なお、7月中旬までには他学部(法学部、商学部、社会科学部、文学部、文化構想学部)
についてもバージョンアップしたものを順次掲載して行きます。

早稲田の教育学部の日本史対策をバージョンアップしました.

早稲田大学教育学部の日本史対策「傾向と対策」を2021年2月の本試験問題を
踏まえたものにバージョンアップしました!

早大教育学部をめざす受験生は参考にしてください。
なお、これから7月上旬にかけて早稲田の各学部ごとの「傾向と対策」(バージョンアップ版)を順次公開していきます!

早稲田大学教育学部の日本史対策「傾向と対策」はこちらから

早稲田大学の各学部ごとの「傾向と対策」ページはこちらから

藤田尚希君の合格レポート(早稲田大学&京都府立大学歴史学科合格)

塾生の藤田尚希君から心のこもった合格レポートが送られてきた。
(早稲田大学人間科学部、京都府立大学歴史学科 同志社大学文学部・社会学部合格)
全文を以下に掲載しました。
浪人して飛躍的に伸びるタイプの典型です。浪人生は、とくに参考にしてほしいと思っています。

僕は一浪して早稲田大学人間科学部(以降、人科)と京都府立大学歴史学科(以降、府立)に合格しました。しかし、人科が全科目マーク式である一方、府立は全科目記述式中心で、日本史では300字程度の論述も課されます。ここでは、出題形式が異なる大学に複数合格するために、僕が一年間意識していたこと(戦略)を紹介します。

勉強について
志望する大学の数が多いほど、一大学あたりに充てられる勉強時間が限られてしまいます(出題形式が似ていれば他の大学の対策にもなりますが)。だから、僕は他の人よりも効率的に勉強することを心がけました。その例を少し紹介します。ある程度学力がついた浪人生向けかかもしれません。

国語
現代文の記述問題で問われる「本文を簡潔にまとめる」能力は、実は、日本史の論述問題で問われる「教科書の内容を簡潔にまとめる」能力と直結しています。「自分の考えを論理的にまとめる」能力は、数学の記述問題を解いたり自由英作をしたりする時にも必須になります。また、古文や漢文の読解能力は日本史の未見資料読解の際にも役に立ちます。このように国語は全ての科目の土台となることを意識して勉強しましょう。
 
英語
 主に早大の過去問を解いていましたが、復習時には全文svo振りと和訳をしていました。こうすることで、国公立二次の記述対策にもなります(府立の英語は純粋な和訳問題が主体なので、これだけで十分でした)。

日本史
 過去問や問題集から得た情報を教科書(山川出版の詳説日本史B)に集約させていました。重要用語や年号には赤シートで消えるチェックペンを用い、正誤判定問題の該当箇所はボールペンで波線をひき、論述で使えそうなフレーズには蛍光ペンでマークしました。教科書にも載っていない知識はオレンジのボールペンで書き込みました。こうすることで、私大・国公立二次の両方に対応する参考書が出来上がり、効率的な復習が出来ます。

共通テストについて
  共通テスト利用で滑りどめを確保する(幸い僕は、明治大学文学部を共通テスト出願で合格できました)と、その分本命の大学に集中でき、また精神的にも楽なので、私大専願の人たちもちゃんと対策をするのが望ましいです。共通テストは、資料を大量に読まされますが、問い自体はセンターよりも簡単な気がしたので、基礎が固まっていたら高得点を取りやすいと思います。まだ一年目で今後どなるかわからないので、くれぐれも、試行調査や今年と形式が変わっても動揺しないようにしましょう。

予備校について
僕は北〇州予備校のような地方の予備校に通っていました。地方の予備校は、駿台や河合のような大手の予備校よりも授業の質は劣るかもしれませんが、比較的少人数クラスで面倒見がすごくいいです。過去問添削や論述指導もガンガンしてくれます(早大プレを受けに僕が行った某予備校は、過去問添削が有料でびっくりしました)。大手の予備校も地方の予備校も一長一短なので、予備校に頼りきらず、主体的にストイックに勉強し続ける浪人生が志望校に受かりやすいです。

吉田塾について
 特に現役生にとって、すべての志望大学・学部の過去問を完璧にこなすことは不可能です。しかし、吉田先生の良質な大学別予想問題を利用すれば、大量の過去問を解かなくても入試の形式や傾向をしっかりと把握できます(もちろん、時間があれば必ず過去問もどんどん解いてください!)。また、先生の予想問題は的中する可能性がかなり高いです。今年の府立の論述も見事に先生の予想が的中しました!あの論述が解けてなかったら正直落ちていたかもしれないので、最後まで吉田先生を信じて予想問題を解いて本当によかった、と今でも思います。

最後に
 進学と浪人で迷っているなら(覚悟がないなら)、進学をすすめます。現役で受かった大学よりも上の大学に受かる浪人生は、全体の20%と言われています。また、浪人してから設定した第一志望の大学に合格するのは10%と言われています。吉田先生もおっしゃっていましたが、生半可な覚悟で浪人すると必ず失敗します。しかし、揺るぎない意思(覚悟)をもって一年間頑張った人は、志望校に受かるだけでなく精神的にも成長し、社会に出ても浪人時の経験が生かされるでしょう。
 僕は吉田先生から「視野を広くもつように」というアドバイスをいただきました。僕のように特定の分野に興味が偏っている人はこの教訓を覚えておいてください。社会に出たときはもちろん、受験時にも必ず役に立ちます。詳細は吉田先生に聞いてみてください。

戦略的な思考をもってみなさんが志望校に合格することを、心から願っています!

京都府立大学 歴史学科 合格レポート(遠藤功樹君)

京都府立大学歴史学科と同志社大学文学部・社会学部に合格した
遠藤君から心のこもった合格レポートが寄せられましたので
ここで全文紹介します!

遠藤功樹
僕は中学校の時から近現代分野の歴史が好きで、大学でも学びたいと思ったことがきっかけで京都府立大学文学部歴史学科を志望校に据えました。
僕は吉田先生から合格のための「戦略」を学び、より効率的にそれを実践に移すことができました
結果、同志社大学・立命館大学・そして本命の大学に合格することができました。
もしこれから受験する方が参考になればと思い、書かせていただきます。
―国語―
この教科は、僕の永遠の敵です。本当に苦手でした。文学部志望のくせに共通テスト模試で5割を切ったこともあるくらいです。吉田先生は確かに日本史の先生ですが、国語の分野で先生から学んだことは計り知れません。
◎現代文
現代文は点数が安定せず、問題をそれなりに解くものの成長を実感できない日々でした。周りの友達に解法を聞いても、「感覚」の一点張りで、そんななか吉田先生やお世話になった先生方からアドバイスをいただき意識したことは論理です。逆説や因果関係を表現する接続語に目をとがらせました。特に入試では、内容を理解することは一番大事なことではありません。なによりも大事なのは問題を解くことなのです。また、入塾した頃は、技術はもちろん姿勢が欠如していました。というのも、僕は問題を解くだけでわからない単語を放っていました。このままでは語彙力がつかず、もう一回その単語に出会っても分からずじまいでしょう。もし今これを読んで心当たりがある人は、本当に直してください。後悔しますよ!!逆に、貪欲に学んでいくことが逆転合格の一歩であるとも気付かされました。僕は「現代文と格闘する」という参考書にもお世話になり、もしよければ見てみてください。
◎古文
古文は本当に語彙力だと思います。僕は古文単語に苦しみました。とりあえず日常的に単語をチェックして、たくさん文章をこなすなかで覚えた単語の意味をアウトプットしていくだけではないでしょうか。
◎漢文
国語は苦手でしたが、漢文は何故か得意でした。まずは句形を覚えましょう。漢文は解きながらいかに逐語訳できるかだと思います。量をこなしていくと同じような話がいくつもあり、話を想像・予測しながら解けるようになります。
―英語―
英語はセンター試験同日模試で悪い点数を取ったことがきっかけで、高校3年生の春に本格的に勉強を始めました。はじめはイディオムと単語をひたすら頭に入れました。そして、GW頃からは文章を読みながら構造分析する訓練をしました。構造分析とは、副詞節や形容詞節をチェックすることです。英語が苦手で、品詞なんてわからないという人は「カリスマ講師の日本一成績が上がる魔法の英文法ノート」という本を見てみてください。僕はこの本の著者の方に英語を教わり伸びました。本当に分かりやすいです。
◎共通テスト対策
共通テストの英語は分量が多く、僕もはじめは苦しみました。GWごろからとりあえずたくさん英文を読みましょう。たくさん読むことで文章の要点を掴むのが速くなります。大問1・2・3は、全部読んで解くでもいいですが、仮定法など文法要素が解答根拠になったり、1段落に1問くることが多いなど、傾向を意識することで読む時間の削減につながります。大問4・5は、全部パッと読んで内容をすべて覚えてから解きましょう。見返していると時間ロスです。大問6は、各小問の解答範囲がほとんど被らないです。だから、読みながら問題を進めていきましょう。僕が伝えられるのはこれくらいです。
◎私立・二次試験対策
過去問を研究してよく出る分野(文法問題や和訳問題など)を重点的に対策しました。なかでも英作文や英訳問題は、学校や塾の先生に書いたものを見てもらいました。自分では合っていると思っていても間違っていることが多々あります。数をこなしてよく使う言い回しを覚えるのもありです。
―日本史―
元から得意な方で、はるかに上の実力を持つ人に出会ってきませんでした。しかし、吉田塾では志望校が被っている他の塾生と受ける授業がありました。そうした授業で、自分は問題に全然答えられない問題に他の塾生はすらすら答えており、僕に危機感を募らせました。このことがきっかけでたくさん問題に当たり、吉田先生がよく出るという部分を中心に固めていきました。学校ではよく一問一答だけやる人がいましたが、そんな勉強法はやめたほうがいいです。その前に出来事の流れを掴むべきです。なぜ起こったのか、起こってどうなったのか、こうしたことを意識して勉強してみてください。そして細かい指示は吉田先生に仰ぎましょう。先生はそれぞれの生徒の性格や実力を見て判断してくださります。
―最後に―
長々と書いてきましたが、勉強法は一つではなく自分に合った方法で頑張ってください。そして、まだ受験まで時間がある人はまず量をこなすことを意識して勉強してみてください。あくまで持論ですが、量をこなせない人に質の高い勉強はできないと思います。
勉強をしていると理解が進まなかったり、模試の成績が悪くて萎えることがあります。しかし、そんなものは気にしなくていいです。勉強して気を紛らせましょう。順位が低くて劣等感を抱いても関係ありません。本番前までは誰もが同じ土俵に同じ高さで立っています。
3年生になったばかりの頃はあと1年も勉強しなあかんのかと思っていましたが、今となれば本当に一瞬でした。勉強を乗り切るとそれが自分の強みにもなりますから頑張ってください。応援しています。

京都府立大学歴史学科合格の遠藤君のお母様より

今年は、京都府立大学歴史学科を2名(藤田君と遠藤君)受験し、
二人とも合格してくれました。
そのうちの一人、遠藤君のお母様から喜びのメールを頂きました。
吉田塾と塾生(ご家庭)とのあり方を垣間見ることができる内容でしたので
参考にしてもらえれば幸いです。

吉田 健志 先生
京都府立大学歴史学科の合格、
ありがとうございました!
息子にとっては、高1からブレることなく第一志望の大学でしたので、大変喜んでいます。
先生にお世話になり始めたのが一年前。
当時は、ゲームがやめられず、進路も投げやり、模試も当然のE判定だったなぁ、と思い返していました。
先生にお世話になり、この一年の精神的成長はめざましかったです。
何度も面談をしていただいたり、
(国語が苦手な息子には)国語と歴史の融合講座など、
息子の個性に添った指導をしていただいたことで、
理想的な形で受験を乗り越えることができました。

実は、受験が終わっても、日本史をずっと勉強し続けています。
受験を通して、一層日本史が好きになったようです。

思う存分、大学で日本史を深めてほしいと思っています。
春が待ち遠しいです。

取り急ぎ、合格の御礼のみにて失礼いたします。

同志社大学合格から早稲田合格へ

同志社大学(文学部日本文化など3つ合格)から早稲田に挑戦し合格を手に入れる
「戦略と戦術」は、吉田塾が最も得意とする合格戦略の1つです。
これを上手に実践した藤田君のお母様からの喜びの声が寄せられたので
来年、これらの大学をめざす受験生(ご家庭)の参考にしていただければ幸いです。

吉田先生
藤田の母です。
同志社に続いて早稲田にも合格し、親子共々大変喜んでおります。
息子曰く、吉田先生には日本史を教わっただけではなく、
「大学受験の常識から心構えまで全てを教わった」とのことで、
本当に吉田先生との出会いは大きかったと実感しています。
京都府立の発表はまだですが、
取り急ぎ、お礼の気持ち第一弾をお伝えしたいと思います。
ありがとうございました。

« 1 3 4 5 18 »
PAGETOP
Copyright © 吉田塾 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.