京都大学の日本史(傾向と対策)をバージョンアップしました。
2019年8月20日 志望大別対策
京都大学の日本史で思いのほか「差がつく」史料問題の傾向などがわかるように
「傾向と対策」のコンテンツをバージョンアップしました!
2017年、2018年、2019年の過去問から実例を採用しているので
最新の傾向が分かりますよ。
参考にしてください。
同志社大学の日本史 出題傾向のコンテンツをバージョンアップしました!
2019年8月18日 志望大別対策
「同志社大の日本史」を最新傾向を把握するための「ちょうど差がつく」大問を3題
「傾向と対策」コンテンツに新しくアップしました。ぜひ、少なくとも1問は解いてみて同志社の特徴を実感してください。
また、合格するためには、いかに「過去問研究」が重要かを理解し行動に移すことが大切です。この戦略眼を養うためにも
合わせて「合格レポート」を読んでもらえれば幸いです。
受験の夏到来!(日本史が苦手な受験生へ)
2019年7月7日 未分類
7月に入り、日本史が苦手な受験生や保護者の方からのお問合せが
増えてきました。今週末は、お問合せのあった受験生(二名)に対して
夏休み前の定期テスト対策を無料カウンセリングの中で実施しています。
定期テスト対策と同時にテスト範囲内で第一志望大学(同志社大学・早稲田大学)
ではどのような問題が出題されるかが「はっきり見えてくる」一石二鳥の講座を
提案したところとても気に入ってくれました。
私もそのような講座を体験してみたいと思った人は、お問合せください。
新高校三年生諸君!簡単で効率的な志望大合格に向けた学習法を春休みに伝授します!
2019年3月29日 志望大別対策
新高校三年生には、高2の三学期に学んだことが第一志望の受験とどうつながっているかを君が受けた期末テストと同じ範囲で
明らかにすることで実感してもらうカウンセリングとミニ講座(無料)を行っています!
吉田塾では、新高校三年生へのカウンセリング(無料)においてとくにこの時期(GWくらいまで)は
吉田自身の時間的余裕も年度の後半に比べてありますので、簡単かつ効率的に第一志望大合格の
ために必要な戦略や戦術を時間をかけ丁寧に有料講座レベルの内容もどんどん提供しています!
それは、今の時期から(遅くとも夏期前半から)第一志望大対策と連動した学習を日本史にできるだけ負担かけない
方法で進めていたら第一志望に合格できたのに!という受験生がたくさんいるからです。
「先んずれば人を制す、後れれば人に制せらる」タイプ!
いわゆるコツコツタイプの人は、ぜひカウンセリングを受けてもらえればと思っています。
簡単で超効率的な日本史対策を早めにはじめた方が良いタイプとは
新高校三年生に今伝えたいことがあります!
「コツコツ」タイプで難関大合格をめざす人は今から簡単で超効率的な志望大日本史対策をコンパクトでいいのではじめてほしいという点につきます。
毎年、もう少し早く大学受験「日本史」(志望大の傾向など!)を知る時期が早ければ第一志望(一番行きたい)の大学にも手が届いたのにという人がいます。
能力の問題ではなく、少し早めに「敵を知り、己を知る」(自分が置かれている状況を客観的に把握すること!)作業を行っているかいないかの差が
一番行きたい大学に合格するかしないかを左右しているという大学受験の真実を吉田塾では、カウンセリング(無料)で分かりやすく伝授しています。
具体的に説明していきますので本気で行きたい大学(学部)があって「瞬発力」勝負が苦手な「コツコツ」タイプの人は、はやめに「お問合せ」してもらえれ
ば幸いです。
2019年センター日本史Bを志望大に引きつけてガッツリ復習しよう!
センター日本史の問題(リード文も含む!!!)をちゃんと復習してから私大や国立二次対策に邁進していますか?
毎年、吉田はこのことを強く強調しています。
例えば、大問1のAの文章は、東大論述などの国立二次に利用されやすい文ですよ!
問3の史料 円仁の『入唐求法巡礼行記』は、同志社大・京大・南山大などで記述問題として出ます!
Bの文章(北海道・アイヌ史)は、早稲田大学や立教大などテーマ史好きな難関大で頻出します。
とくにセンターの点数が目標点に届かなかった人で甘い復習しかしていない受験生は、同じ過ちを繰り返すタイプです。
そうならないために「志望大」の傾向に引きつけた本気の復習をして赤本などに挑戦してください。
応援しています!
2019年センター日本史Bの出題傾向と予想2
2019年1月17日 センター試験関係
2017年センター日本史Bでは
大問1 平戸と三別抄、 揚浜⇒入浜式塩田、隠元(黄檗宗) 出た!石見大森銀山
また出た!満蒙開拓青少年義勇軍 最初の鉄道(新橋・横須賀⇒横浜)
大問2 庚午年籍=7世紀後半 五経博士(2105年) 早良親王(785) 橘逸勢(842) 藤原広嗣(740) 定朝の一木造⇒寄木造 出た!富貴寺大堂 公営田 記録荘園券契所
大問3 関東御領 新補地頭 建長寺船(1325)雑訴決断所(1334)神皇正統記(1338)
奉公衆 石清水八幡宮=大山崎油座 分一銭 勘合貿易(書籍・陶磁器・刀剣・屏風)
水墨画(如拙 藤原隆信⇒周文・明兆)
大問4 出た!近松の国性爺合戦(明の再興) 末次平蔵⇒角倉了以 堂島米市場 北前船
出た!尾形光琳=八橋蒔絵螺鈿硯箱 見返り美人美人図=菱川師宣 野々村仁清
紫衣事件・尊号一件 宝暦事件・竹内式部(1758)・藤田東湖や会沢安・明和事件・山県大弐(1767年)
大問5 徳川家茂(長州征討) 五代友厚 世直し一揆 ええじゃないか 大久保利通と内務省!
三井=三池炭鉱! 三菱=岩崎弥太郎 古川市兵衛=足尾銅山
大問6 血のメーデー事件(1952) 三・一五事件(1928年・田中義一内閣!)
満州事変(1931) 出た!サイパン島陥落(1944年4月) 安重根(伊藤博文)
団琢磨(血盟団事件) 長崎=三菱造船所 八幡製鉄所=大冶鉄山 中央公論
新聞紙条例 横浜毎日新聞 北村透谷=文学界 出た!キング
センターでは、繰り返し同じテーマ(事項・人物)が出題されています。
2017年だと角倉了以・北前船 センターが好きな満蒙開拓青少年義勇軍! 大久保利通と内務省 田中義一内閣での出来事など
言い出せば切りがないくらいです。(笑)
最後に予想として、近現代では一次近衛内閣(日中戦争勃発・近衛声明・国家総動員法)と二次・三次近衛内閣(南部仏印進駐・日独伊軍事同盟・
日ソ中立条約・北部仏印進駐・対日石油禁輸措置)と東条内閣の3つの内閣期でおこった事項が
ちゃんと整理されているか(古い順に並べることができるか!)は、ベタですが差がつきそうなので要注意ですよ!
文化史では、濃絵・水墨画が出しすぎなので(笑)
曼荼羅や来迎図・大和絵などが狙われやすいでしょう。古代の文化史に要注意です!
2019年1月 センター日本史Bの出題傾向と予想1
2019年1月7日 センター試験関係
センター日本史Bを20年以上分析するとセンター試験が繰り返して出題しているテーマや用語があることに気づきます。
2018年1月のセンター日本史Bでは、
大問1でワカタケル・稲荷山古墳(埼玉)・江田船山古墳(熊本)。
大問2では、大仏開眼供養会(752年 孝謙天皇)。
大問3では、平頼綱・港町(大湊・兵庫)・寺内町(富田林)・人形浄瑠璃(三味線)・濃絵(障壁画)。
大問4では、天草版(キリシタン版)・寺請制度・関東取締出役!
大問5では、志賀潔(赤痢菌)・血税一揆
大問6では、リード文(人物史)として石橋湛山! 新婦人協会 河上肇 第一回男子普通選挙(田中義一内閣!)
吉田茂(内閣)・降伏文書に調印(東久邇宮内閣)。
中でも、大仏開眼供養・濃絵・侘茶・関東取締出役・田中義一内閣・東久邇宮内閣は要注意として事前に吉田が指摘していたものでした。
特に関東取締出役!や濃絵・人形浄瑠璃などは本当に好きなんだなと過去問分析をしていてしみじみ思います。
なので予想としては、ここ数年には出ていないけれども、センター日本史Bが好きで繰り返し出題していると吉田がしみじみ思う事項を
あげれば本試験で出題される可能性は高い訳です。
その一部は、直前期に公開しようと思っています。
センター試験対策を私大対策(志望大対策)に戦略的につなげる!
2018年12月14日 センター試験関係
いよいよ、センター試験本番(1月19日)が近づいてきました。
今回は、センター日本史と私大日本史(志望大)とのつながりを重視した戦略的かつ効率的な勉強法を啓蒙します!
難関私大を第一志望とする人も、センター出願で第三志望(できれば第二志望)の大学くらいは合格を確保したいと思っている人も多いはず。
そのために、この時期くらいからセンター日本史対策を頑張ってる人をよく見かけます。
吉田も、この合格作戦(戦略)はとても良いと思っているのですが、大前提があります。
それは、第一志望の私大の出題傾向(設問形式も含む)をちゃんと把握した上でセンター対策をやっているという意識があるかどうかです。
例えば、関西学院大が第一志望の人ならセンター日本史のX・Yの2文連立正誤判定問題がとても参考になります。
関学の方が、レベルが高いので日本史が苦手な人はここで基礎力をつける意識を持ちましょう。
同志社大学ならば、センター形式の正誤問題は少なく「記述問題」が多く配点も高いです。
それゆえ、センターの穴埋め問題は下の選択肢を見ないで記述問題として解答するように強く意識しましょう!
センター対策をやっていても、志望大の過去問研究をある程度やって把握している人ならば、同時並行的に対策できる
ということを肝に銘じて、頑張ってください!
応援しています!
東大の日本史(冊封体制と小中華思想)
2018年11月14日 未分類
東大の日本史は、よく練られた問題が多く、しかも設問方法が独特なのでかなり手こずる受験生がとても多いです。
また、直近の過去問研究だけで済ましているといろんなテーマが採用されているので「核」となる分野やテーマを
見出しにくいと思います。
しかし、30年以上東大の日本史を分析すると東大が重視する分野やテーマがあり、繰り返し出題されているのが
はっきり見えてきます。
その一つが中国の冊封体制と日本の小中華思想です。
以下にその実例をあげるのでそのつながりを実感してください!
☆中国の冊封体制(朝貢)と日本の小中華思想が根底にある問題
2009年 第一問
次の(1)〜(4)の文章を読んで,下記の設問に答えなさい。
(1) 607年に小野妹子が遣隋使として「日出づる処の天子」にはじまる国書を提出したが,煬帝は無礼として悦ばなかった。翌年再び隋に向かう妹子に託された国書は「東の天皇,敬みて西の皇帝に白す」に改められた。推古朝に天皇号が考え出されたとする説も有力である。
(2) 659年に派遣された遣唐使は,唐の政府に「来年に海東の政(軍事行動のこと)がある」と言われ,1年以上帰国が許されなかった。669年に派遣された遣唐使は,唐の記録には高句麗平定を賀するものだったと記されている。
(3) 30年の空白をおいて派遣された702年の遣唐使は,それまでの「倭」に代えて「日本」という新たな国号を唐に認めてもらうことが使命の一つだったらしい。8世紀には遣唐使は20年に1度朝貢する約束を結んでいたと考えられる。
(4) 717年の遣唐使で唐に渡った吉備真備と玄昉は,それぞれ中国滞在中に儒教や音楽などに関する膨大な書籍や当時最新の仏教教典を収集し,次の733年の遣唐使と共に帰国し,日本にもたらした。
設問
7・8世紀の遣隋使・遣唐使は,東アジア情勢の変化に対応してその性格も変わった。その果たした役割や意義を,時期区分しながら,6行以内で説明しなさい。
2003年 第一問
次の(1)〜(4)の8世紀の日本の外交についての文章を読んで,下記の設問に答えなさい。
(1) 律令法を導入した日本では,中国と同じように,外国を「外蕃」「蕃国」と呼んだ。ただし唐を他と区別して,「隣国」と称することもあった。
(2) 遣唐使大伴古麻呂は,唐の玄宗皇帝の元日朝賀(臣下から祝賀をうける儀式)に参列した時,日本と新羅とが席次を争ったことを報告している。8世紀には,日本は唐に20年に1度朝貢する約束を結んでいたと考えられる。
(3) 743年,新羅使は,それまでの「調」という貢進物の名称を「土毛」(土地の物産)に改めたので,日本の朝廷は受けとりを拒否した。このように両国関係は緊張することもあった。
(4) 8世紀を通じて新羅使は20回ほど来日している。長屋王は,新羅使の帰国にあたって私邸で饗宴をもよおし,使節と漢詩をよみかわしたことが知られる。また,752年の新羅使は700人あまりの大人数で,アジア各地のさまざまな品物をもたらし,貴族たちが競って購入したことが知られる。
設問
この時代の日本にとって,唐との関係と新羅との関係のもつ意味にはどのような違いがあるか。たて前と実際の差に注目しながら,6行以内で説明しなさい。
1992年 第一問
次の文章を読み、下記の設問に答えよ。
西暦660年百済が唐・新羅の連合軍の進攻によって滅亡したとき、百済の鬼室福信は日本の朝廷に援軍を求め、あわせて、日本に送られてきていた王子余豊璋を国王に迎えて国を再興したい、と要請した。日本の朝廷はこれに積極的に応え、翌年豊璋に兵士を従わせて帰国させ、王位を継がせた。次いで翌662年には、百済軍に物資を送るとともに、みずからも戦いの準備をととのえた。663年朝廷はついに大軍を朝鮮半島に送り込み、百済と連係して唐・新羅連合軍に立ち向かい、白村江の決戦で大敗するまで、軍事支援をやめなかった。
〔設問〕このとき日本の朝廷は、なぜこれほど積極的に百済を支援したのか。下の年表を参考にしながら、国際的環境と国内的事情とに留意して5行以内で説明せよ。
612 隋、高句麗に出兵する(→614)。
618 隋滅び、唐起こる。
624 唐、武徳律令を公布する。高句麗・新羅・百済の王、唐から爵号を受ける。
637 唐、貞観律令を公布する。
640 唐、西域の高昌国を滅ぼす。
645 唐・新羅の軍、高句麗に出兵する。以後断続的に出兵を繰り返す。
648 唐と新羅の軍事同盟成立する。
660 唐・新羅の連合軍、百済を滅ぼす。
663 白村江の戦い。
668 唐・新羅の連合軍、高句麗を滅ぼす。
2009年・2003年・1992年の問題は、それぞれが密接に関連しているのがわかりますか?
吉田塾では、上記のような東大日本史の「核」なる分野やテーマを受験生にはっきり見える形で
指導することで「戦略的かつ効率的な」東大対策を伝授しています!
そのくわしい分析結果や対策法は、吉田塾が最も重視する「丁寧なカウンセリング」段階(無料)においても
たくさん紹介していますので興味を持った受験生はお問合せください。
このカウンセリングによって、やるべきことが明確になって二か月で「東大日本史」の得点力が
大幅に向上している塾生が今年もいますよ!
「東大の日本史」を本気で取り組んで攻略したいと思っている人に対しては、丁寧なカウンセリング(無料)
で対応してあげたいと思っています。