いよいよ、国公立大の二次試験が近づいてきましたね。

過去問研究は進んでますか?

今回は、戦略的な過去問研究をやるかやらないかで

合否が決まる可能性が高い一橋大と京都府立大の日本史について語ります。

両者は出題される時代やテーマが対極的です。

一橋大は、近世以降からの出題が圧倒的に多く古代・中世分野からは

小問で出題される時がほとんどですよね。

大問1=近世分野 大問2=近代分野 大問3=近現代分野というイメージ

対策をしていることでしょう。

一方、京都府立大の日本史は、前近代からの出題率がとても高い

のが特徴です。近現代もしっかり出題されますが標準的な問題が

多いですね。

逆に前近代では、平均的な受験生にとって「難しい」と感じる問題

が散見されます。とくに中世分野でやや難の問題が多い印象です。

例えば、供御人や神人などを記述させたり、連雀商人を70字で

説明させたりするのは、京都府立大の日本史らしいです。

以上の過去問研究を自分でやって実感していれば、どの分野は

標準的にやり、どの分野は少し深くまでやるべきかが見えてくるはず。

そういった視点で戦略的・効率的に最後の詰めを行ってください。

明日は、一橋大の日本史を少し深く掘り下げます。

あと早稲田も後半日程をうらなうようなコメントを出す予定です。