「一生役に立つ」戦略的な思考力を養う日本史の実践道場

早稲田大学 法学部の日本史

近年(2023年~2024年)の法学部の問題を分析してみよう

本学部の「傾向と対策」を読む前後に早稲田を複数学部受験する人は、ぜひ早稲田の日本史(全体分析)を読むことをお勧めします。とくに近年は、早稲田においても「共通テスト」を意識した問題や歴史総合を意識した問題作成が行われたものが散見されています。この新傾向(新形式)っぽい問題について分析したものを追加しましたので来年の本試験問題につながる可能性が高いです!

 

早大法学部では、大問数が4題、小問は計40個の設定がずっと続いている。
日本史が苦手な受験生でも、受験本番では40個のうち28個(7割)は正解したいところであるが、現状のあなたはどうですか?
今の自分を知るための大問を以下に用意していますので活用ください。
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」です!

☆法学部の日本史攻略の重要ポイントは、この3つにある!

①早大法学部では、主に近代の大問で未見史料(ある人物の日記など)を利用した本格的な史料問題が出題され続けている。

この「早大法学部的」史料問題は難度が高い大問である場合が多く、市販の史料問題集では対策しづらい形式となっている。最良の対策法は、法学部を中心に他学部も含めて過去問から法学部の史料問題の傾向と合致する問題を抽出して解くことだ。今ここで早大法学部の史料問題を実際に解いて実感しよう!

②例年、大問Ⅰ=古代~中世 大問2=近世 大問Ⅲ=近代 大問Ⅳ=近現代からの出題となっており、近現代重視の傾向がずっと続いています。

かつ、大問Ⅲと大問Ⅳの方が、前半の大問ⅠとⅡよりもかなり難度が高い問題がたくさん出題される年度が多いのも法学部の特徴となっています。よって、法学部において日本史を得点源とするためには早稲田の法学部の出題傾向に合った近現代史の難問にも対応できる学力をつけるための「戦略的かつ効率的」な学習法を確立しなければならない。以下に法学部の近現代史の問題を公開しているのでぜひこの機会に解いて体感しよう。

法学部特性を強く意識した大問又は小問が、頻出する。

いわゆる、法制史的な視点で大問テーマが設定され、具体的な設問においても法律関係につながる内容が頻出する。よって、古代なら当然のごとく律令関係、中世なら御成敗式目とその関連事項、近世なら幕府の主要法令はより深いところまでおさえておきたい。2024年も大問Ⅳで地方三新法、農業基本法、地方自治法に関する問題が出題されているので注意が必要です。

☆早大法学部形式の史料問題(2023年2月本試験 大問Ⅲ)
2023年2月本試験 大問Ⅲ

A群〕・〔B群〕に掲げた資料は,それぞれ異なる人物の日記からの抜粋である(いずれも19081917年の記事であるが,配列は年代順ではない。なお,一部表記を変更した)。これらを読み,後の問に答えなさい。

 

A群〕

① 714

午前二時半宮中ニ参内三時新内閣樹立,a桂総理大臣以下親任式ヲ行ハセラル。先是予ヲ御前ニ召レ陛下自ラ留任スベキ旨ノ御沙汰ヲ玉フ。謹テ御請ヲ為シ且卑見ヲ奏上シ置ケリ

 

② 85

今日迄得タル情報ニ由レバ墺ト A トハ戦争中,独露二日ニ動員ヲ下命シ宣戦ヲ布告セリ。遂ニ英独戦ヲ宣シ仏国モ動員ヲ命ジ,伊国ノミ中立ヲ宣セシト云フ。頗ル可怪,他ノ小邦ノ中立ヲ宣スル可ナラム。将来我国ノ対交戦国ニ対スル態度ノ決定必要ナリ

 

③ 822

午後四時b韓国合併ノ条約ヲ統監邸ニ於テ調印シ終ル。列席スル者李完用趙重応副統監及予ナリ。且来ル二十九日発表ノコトニ決定シ大意ヲ通知シ置ケリ。合併問題ハ如此容易ニ調印ヲ了セリ呵々

 

④ 114

午前十一時半参内拝謁c米国交換文書ノ成案ヲ奏上ス。帰途d山県公ヲ訪フ。委曲ヲ相談ス

 

B群〕

⑤ 67

支那大総統 B 他界ノ報アリ,吾外交ノ殆ド行詰ノ現状ニ於テ此事アリ,実ニ天祐ト申可歟

 

⑥ 929

交通銀行第二次e借款二千万円成立ノ旨北京ヨリ報告アリ。本春以来努力ノ一端ヲ啓達セリ

 

⑦ 105

午前八時 C 伯ヲ訪問,内閣組織大命奉受ノ祝辞ヲ述べ,組織ニ対スル意見ヲ陳述ス

 

⑧ 117

f青島陥落ノ報アリ

 

〔問〕

1 下線aの人物に関する説明として,誤っているものはどれか。2つ選び,マーク解答用紙の該当記号をマークしなさい。
あ 山県有朋の後継者として,軍部・藩閥官僚勢力の維持に努めた。
い この人物による第一次内閣のもとで,日露戦争後の財政復興を目指す鉄道国有法が制定された。
う この人物による第二次内閣は,日比谷焼き討ち事件で国民の支持を失って総辞職した。
え この人物による第三次内閣は,第一次護憲運動によって崩壊した。
お 立憲同志会の創立を宣言したが,結党を前に死去した。
正解を表示するい・う

2 空欄Aに入る国名を,カタカナで記述解答用紙に記入しなさい。
正解を表示するセルビア

3 下線bに関する説明として,誤っているものはどれか。1つ選び,マーク解答用紙の該当記号をマークしなさい。
あ 第三次日韓協約は,ハーグ密使事件を契機に締結された。
い 朝鮮総督府は,軍事・行政をすべて統括する天皇直属の機関として設置された。
う 朝鮮総督府の設置とともに,漢城は京城と改称された。
え 土地調査事業の実施は,朝鮮農民から土地を奪う結果をもたらした。
お 朝鮮の土地開発を目的に,韓国政府の関与を排して東洋拓殖会社が設立された。
正解を表示する

4 下線cは,アメリカが中国における日本の特殊権益を承認すること等を内容とする協定を指すものである。この協定の名称を,記述解答用紙に記しなさい。
正解を表示する石井・ランシング協定

5 下線dの人物に関する説明として,正しいものはどれか。1つ選び,マーク解答用紙の該当記号をマークしなさい。
あ 薩摩藩に生まれ,戊辰戦争では奇兵隊を指揮して倒幕に寄与した。
い 海軍参軍として西南戦争を鎮圧した。
う この人物による第一次内閣のもとで,治安警察法が制定された。
え この人物による第二次内閣は,憲政党との連携によって政権運用の安定を図った。
お この人物による第二次内閣が総辞職した後,大隈重信内閣が成立した。
正解を表示する

6 空欄Bに入る人物の姓名を,漢字で記述解答用紙に記入しなさい。
正解を表示する袁世凱

7 下線eの借款の交渉に当たったことで知られる〔B群〕の日記の作成者はだれか。その姓名を漢字で記述解答用紙に記入しなさい。
正解を表示する西原亀三

8 空欄Cには,〔A群〕の日記の作成者の名が入る。その姓名を漢字で記述解答用紙に記入しなさい。
正解を表示する寺内正毅

9 下線fに関連する出来事の説明として,誤っているものはどれか。1つ選び,マーク解答用紙の該当記号をマークしなさい。
あ 日本は,イギリスから再三にわたる要請を受け,三国協商側に立ってドイツに宣戦布告した。
い 大隈内閣が中国政府に行った二十一か条の要求に対しては,国内からも批判が上がった。
う 日本は,ヴェルサイユ条約に基づいて旧ドイツ権益の継承を認められた。
え 青島については,ワシントン会議の際に,英米側の仲介に基づいて中国への返還が決定された。
お 北一輝は,五・四運動を時代背景として『日本改造法案大綱』を執筆した。
正解を表示する

10 日記の各記事を時期の早いものから順に並べた組み合わせとして,正しいものはどれか。1つ選び,マーク解答用紙の該当記号をマークしなさい。
あ ①-③-⑧-②-⑤-⑦-④-⑥
い ③-①-②-⑧-⑦-⑤-④-⑥
う ①-③-②-⑧-⑤-⑦-⑥-④
え ③-①-⑧-②-⑦-⑤-⑥-④
お ①-③-②-⑧-⑦-⑤-④-⑥
正解を表示する

本問を解いて、どう感じましたか。吉田塾では、「戦略的かつ効率的に」早大法学部の日本史を攻略して、ライバルに差をつける早大法学部の傾向に完全準拠したオリジナルの対策講座や演習講座などを毎年、開講しています。その内容は、無料のカウンセリングやお試し講座においても方法伝授は可能ですのでお問い合わせしてもらえれば幸いです。

↑法学部らしいある人物の日記(第一次大戦前後期)を題材とした史料問題です。ぜひ、この機会に早大法学部独特の史料問題(日記を多用!)を解いて実感しよう。

☆法学部の現代史の大問(2024年2月本試験 大問Ⅳ)
2024年2月本試験 大問Ⅳ

次の文を読み,後の問に答えなさい。

 

第二次世界大戦後の日本経済は,ドッジ=ラインと呼ばれる経済安定政策によって不況に陥っていたが,a朝鮮戦争の勃発により大きな転機が訪れる。この戦争の間にb特需景気が発生したのである。この景気の最中に日本はcIMFへの加盟が承認され,さらに数年後にはGATTにも加入することになる。

1955年~57年に日本はd大型景気を迎え,政府は1956年度の A において「もはや戦後ではない」と記した。日本経済は,このように戦後復興と高度経済成長期を経て拡大・成長を続け,1968年には資本主義諸国の中でアメリカに次ぐ世界第2位の B を実現するに至った。

しかし,この繁栄は1973年の第1次石油危機によって一変し,1974年に戦後初のマイナス成長となり,経済成長率はその後も低水準が続くことになる。日本を含めた世界経済が,成長率の低下,物価・失業率の上昇に直面することになり,この事態に対応するためフランス大統領の提唱により,1975年に6ヶ国の首脳による C がランブイエで開催された。また,翌年から D が加わり,この会議は毎年開催されるようになる。

日本の経済成長率は,1976年には5.1%にまで回復し,イラン革命を機に起こったe2次石油危機に際しても,日本は賃金・物価上昇の抑制等に成功した結果,他の主要先進国に比べ,その影響を比較的小さなものに止めることができた。第2次石油危機に対処し,財政再建を目指したのは E 内閣であった。その後の1980年の衆参同日選挙では自民党が安定多数を獲得し, F が内閣を組織することとなった。 F 内閣の後を受けた G 内閣は,「戦後政治の総決算」をとなえて行財政改革や教育改革を推進した。

 

〔問〕

1 下線aの戦争が勃発した年の出来事として正しいものはどれか。1つ選び,マーク解答用紙の該当記号をマークしなさい。
あ 文化財保護法が制定された。
い NHKによるテレビ放送が開始された。
う 教育基本法が制定された。
え 湯川秀樹がノーベル物理学賞を受賞した。
お 学校教育法が制定された。
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2 下線bに関する説明として誤っているものはどれか。1つ選び,マーク解答用紙の該当記号をマークしなさい。
あ 特需とはアメリカ軍の特別需要のことである。
い 特需は1950年からの5年間で総額16億ドルに達した。
う 当初はサービスの需要が多かったが,次第に物資がサービスを上回るようになった。
え 需要のうち,物資では兵器・石炭が上位を占めた。
お 需要のうち,サービスでは建物の建設,自動車修理などが上位を占めた。
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3 下線cに関連する説明として誤っているものはどれか。1つ選び,マーク解答用紙の該当記号をマークしなさい。
あ 固定為替相場制の下で,基軸通貨ドルによって各国経済が結びついた世界経済の枠組みをIMF体制と呼ぶ。
い 日本がGATTに加入したのは1955年である。
う 日本は1964年にIMF8条国へと移行する。
え 日本は1965年にGATT11条国へと移行する。
お GATTに代わり,1995年にWTOが発足した。
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4 下線dに関する説明として誤っているものはどれか。1つ選び,マーク解答用紙の該当記号をマークしなさい。
あ 名称が天皇の名に由来する。
い MSA協定や世界的な好況の影響もあった。
う 翌年の景気落ち込みを「なべぞこ不況」と呼ぶ。
え 超低金利と金余りが原因とされる。
お 「岩戸景気」よりも前の好景気である。
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5 空欄Aに入る語を,漢字4字で記述解答用紙に記入しなさい。
正解を表示する経済白書

6 空欄Bに入る語を,漢字で記述解答用紙に記入しなさい。
正解を表示する国民総生産

7 空欄Cに入る語を,漢字で記述解答用紙に記入しなさい。
正解を表示する先進国首脳会議

8 空欄Dに該当する国名を,記述解答用紙に記入しなさい。
正解を表示するカナダ

9 下線eの危機が起こった年より後の出来事として正しいものはどれか。1つ選び,マーク解答用紙の該当記号をマークしなさい。
あ 新東京国際空港の開港
い 沖縄海洋博の開催
う チェルノブイリ(チョルノービリ)原発事故の発生
え 高松塚古墳壁画の発見
お アポロ11号による人類初の月面到達
正解を表示する

10 空欄EFGに入る語の組み合わせとして正しいものはどれか。1つ選び,マーク解答用紙の該当記号をマークしなさい。

あ E-大平正芳 F-鈴木善幸 G-中曽根康弘
い E-福田赳夫 F-大平正芳 G-中曽根康弘
う E-福田赳夫 F-鈴木善幸 G-竹下登
え E-鈴木善幸 F-大平正芳 G-中曽根康弘
お E-大平正芳 F-鈴木善幸 G-竹下登
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↑早大法学部では、最後の大問Ⅳが丸々現代史の大問が頻出するようになってきている。2022年は、1970年代以降の外交史が出題され、2024年は高度経済成長期や1980年代から出題された。この現代史重視の傾向と難易度を把握する問題となっています。

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数学がとても苦手な彼女には、まず夏期の前半・中盤は数学の基礎固めと得意な英語をさらに磨くことを最優先した方が良いとカウンセリングで提案しました。そして、満を持して8月20日以降に「一橋大学の日本史」に向けた夏期集中講座(全5回)を設定しました。一橋で頻出するテーマを「吉田の板書」とオリジナルテキスト(一橋大のための論述お作法を知る)を駆使した講座が彼女には余程合ったいて手ごたえを掴んだようで追加講座も行うことになりました。結果、11月の一橋のオープン模試や実戦模試でも高得点を取るに至り、受験本番では数学が大問1題しか解けなかったにも関わらず、日本史をすべて完答するパフォーマンスを発揮して見事、社会学部に合格してくれました。

早稲田大学文学部・文化構想学部合格をめざすBさんの場合
彼女は、英語はそこそこ出来て国語が得意なタイプで日本史について苦手意識がとても強かったので「お試し講座」(30分)を延長して本気の「流れをつかむ板書」講義を展開したところ「目から鱗」的な感動と手ごたえを掴んでくれたようです。
そのため夏期は、各時代の政治史の流れを把握するための板書講義に特化した夏期講習を受講したところ秋以降の模試では、どんどん点数を上げて行ってくれました。
河合塾共通テスト模試は8月が34点⇒プレテストでは77点、そして、日本史が苦手な受験生にとっては、とても難しい早稲田大学の日本史でも文学部において76%(自己採点)と凄い成長を見せてくれました。

早稲田大学法学部合格をめざすC君の場合
カウンセリング(打合せ)によって導き出された現状把握の上で、英語はまずまずだけど国語が苦手(とくに早稲田の国語)なので弱点の国語をある程度カバーできるくらいに日本史で得点を稼ぐという合格戦略に則した夏期計画を立てた。
扱う時代は、近現代を中心とした。その理由は、彼の高校の進度では11月や12月にならないと昭和をやらない。しかし、早稲田の法学部は近現代分野からの出題量が多く、この時代の大問は一般的な受験生にとっては手ごわい「早稲田特有の未見史料問題」が頻出する。吉田塾で近現代分野を夏期期間に履修しておけば、11月初めから本格的に始めなければならない早稲田対策の実戦演習にスムーズに入ることが可能となる。このメリット(有効性)を強く意識した夏期講習プランと言えます。

早稲田大学商学部合格をめざすD君の場合
彼は、とにかく早稲田の商学部が断然の第一志望であることがカウンセリングで分かったので「早大商学部の日本史」において最も高い点数をたたき出すことができるようなカリキュラムを一緒に作成して行きました。
早大商学部では、近現代史の中でもとりわけ経済史に強くないとハイスコアを得ることができない大問が頻出します。そのため、短文論述問題対策(詳しい添削指導付き)も含めた「近現代の経済史」中心の夏期講習(全7回)を行いました。この効果もあってか、本番の早大商学部の論述問題(80字)では、完璧な解答文を書くことが出来た!と嬉しい報告がありました。

慶応義塾大学文学部合格をめざすEさんの場合
大問4と大問5で出題される本格的な未見史料問題(史料の読み取り)にもとづく論述問題(100字)がとても自分で対策できる自信がなく途方に暮れていたところ、ネットで検索していたら吉田塾を見つけカウンセリングとお試し講座(史料対策と「論述のお作法」)を受けてくれました。
自分の弱点補強にピッタリ合った講座をいっしょに構築していく吉田塾のスタイルを彼女はとても気に入ってくれたので、「慶応の文学部」の傾向や出題形式の則した①史料の読み取り講座(全2回)と②論述の書き方講座(3回)を設定し夏期集中講座を行いました。これにより、秋以降の志望大学対策の指針が立って安心感が得られたとの感想をもらっています。

慶応大学経済学部が第一志望のF君の場合
論述問題がない私大型の入試問題にはある程度対応できる彼でしたが、カウンセリング(無料)やお試し講座(無料添削)において論述問題が全く解けない(書けない)ばかりか、設問に関係する教科書を読んでから解答文を書いてもらっても大幅に減点される解答文しか書けないことが判明しました。
「今の自分を知ったのです」
よって、「基礎からはじめる論述問題のお作法講座」(慶応大学経済学部の日本史)を受講することになりました。この講座によって論述問題に対応できる教科書の読み込み方法を体得した彼は、秋以降急速に日本史の得点能力を上げて行くことに成功しました。

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