愛教大の日本史(愛教大日本史の傾向にピッタリ合ったオリジナル対策問題)
1 教育学部共通問題の傾向にピッタリ合ったオリジナル対策問題
次の史料を読んで、以下の問に答えなさい。
1.養老七年四月辛亥条 太政官奏すらく、『頃者百姓漸く多く、田池搾狭なり。望み請ふらくは、天下に勧め課せて、田疇を開闢かしめむ。其れ新たに溝池を造り、開墾を営む者あらば、多少に限らず、給して、三世に伝へしめむ。若し旧の溝池を逐はば、其の一身に給せむ』と。奏してこれを可そす。
2.天平十五年五月乙丑条 詔して日く、『聞くが如くんば、墾田は養老七年の a に依りて、限満つるの後、例に依りて収授す。是に由りて農夫怠倦して、開ける地復た荒れると。今自り以後は、任に私財と為し、 b を論ずること無く、咸悉永年取る莫れ。其の親王の一品及び一位には五百町、二品及び二位には四百町、三品四品及び三位には三百町、四位には二百町、五位には一百町、六位已下八位已上五十町、初位已下庶人に至るまでは十町。但し郡司は大領少領には三十町主政・主帳には十町。若し先に給える地、茲の限りより過多なる有らば、便即ち公に還せ。□詐隠せらば、罪を科すること法の如くにせよ。其の国司在任の日は墾田は、一に前格によれ。但し人、田を開かんが為に地を占めんは、先ず国に就きて申し請い、然る後にこれを開け。茲に因りて百姓の妨げ有る地を占請すること得ざれ。若し地を受くるの後、三年に至るも本主開かざれば、他人の開墾を聴せ。
問1 史料1と史料2は、同じ史書からの出典である。下記のア~オから選び、記号で答えよ。
ア『日本書紀』
イ『続日本紀』
ウ『日本後記』
エ『続日本後記』
オ『文徳天皇実録』
問2 史料2の空欄aに入る語を漢字1字で記せ。
問3 史料2の空欄bに入る語を漢字で記せ。
問4 史料1が発令された20年後に史料2が発令されている。政府がこの2つの史料をよく読んでその内容と目的を述べよ。また、史料2が出されたことによる歴史的影響を150字程度で述べよ。
2 社会科の論述問題の傾向にピッタリ合ったオリジナル対策問題
1910年、石川啄木は「地図の上 朝鮮国に くろぐろと 墨をぬりつつ 秋風を聴く」(『時代閉塞の現状』)という短歌を詠んでいる。この短歌には、20世紀初めの日本政府の国内政治や朝鮮に対する姿勢についての石川啄木の心情があらわれている。この当時の日本政府の政治姿勢について、500字程度で説明せよ。そのさい、以下の用語は必ず用いること。なお、用語を用いる順序や回数は自由であるが、用語に下線をつけておくこと。
桂園時代 日露戦争 幸徳秋水 日韓協約 戊申詔書 韓国併合 大逆事件
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