佐藤優至君 慶応大学経済学部
みなさんこんにちは、慶応大学経済学部の佐藤優至(ゆうじ)です。
現役時に名古屋大学に不合格して浪人をした僕は、浪人時に成績が伸びたおかげで、早慶に受かることができました。ここで僕が行った勉強方法のキーポイントは、効率的な勉強をしながら、勉強量をこなすという勉強方法でした!!それを中心にこれから僕の経験を踏まえて文章をすすめていきたいと思います。僕は途中まで国公立を目指していたので、国立志望のひとにも役立つとおもいます。ちなみに、浪人時の受験校は、慶応経済、商、早稲田商、社会科学、一橋社会学、センター利用で中央法、経済、明治政経、法で、早稲田社会科学、一橋以外は受かりました。
英語
- 文法と語彙
やはり英語で一番大切なのは、文法と語彙です。まず文法がわからなければ、文の構造が理解できず→文章全体の理解ができないとう流れになってしまい、次に語彙がわからなければ、文の内容が理解できず→文章の流れの理解を妨げるからです。①文法は、市販の参考書(自分に合うものをみつける)を一冊仕上げた後、定期的に復習することが大切です。②語彙も同じように、市販の参考書(自分に合うものをみつける)を一冊仕上げ、繰り返し復習することが大切です。僕は現役時はシス単で単語を覚えました。
以上の①②を速めに仕上げるかどうかが、効率的な練習量に影響を与えるので、まずは文法力、語彙力を鍛えてから、過去問にあたってみましょう!!できれば、夏休み前までに!!語彙力はあればあるほど、役に立つので、貪欲に語彙力をつけましょう!!
- 和訳
和訳できかれることは、注意すべき文法、多義語、前後文の流れから推察すること、がおもなので文法と語彙が深く関わっています。僕が和訳で大切だと思う文法事項は、名詞構文なので、特に注意しましょう!!そして文法、構文を仕上げた後、夏から英文のなかで数をこなしましょう!!
- 英訳
英訳できかれるのも、和訳と同様、文法、構文ですが、私たちがまず英訳ですべきことは、だらだら書いてある日本語の文章が何をいいたいかを知り→簡単な日本語にする→それを自分の知っている英語に置き換えるということです。これも英文のなかで数をこなすことが大切になります。構文力がものをいいます。
- 英作文
まず、市販の自由英作文(Z会や河合塾)を一冊買い、それを参考にして、自分の手本となる文の書き方、構造、論の進め方を習得しましょう。そして自分の受験校とパターンが同じような出題をする大学の過去問をたくさん練習してみると良いと思います。例えば、一橋なら、慶応経済、早稲法、早稲政経など。
- リスニング
僕は、リスニングが大変苦手だったため、アドバイスできません。
数学
- 第一段階
青チャートなど基本事項や重要例題などが載っていて、かつ解説が詳しい参考書を一冊仕上げましょう!!そしてその例題の類題が答えをみずできるようになればOKだと思います。誰しも最初から答えをみずにできるわけではないので、は最初は答えを見て、次にどのように答えを求めていくかを見て、それを理解して、自分で書けるようにすればよいと思います。
- 第二段階
プラチカ(河合塾)やZ会などの過去問が単元ごとに載っている参考書を一冊仕上げましょう!!これも先ほどと同じように、わからなければ、答えをみて、答えの進め方を理解し、二回目から自力でできるようになればいいと思います。
- 第三段階
実際に受験する大学のレベルに近かったり、傾向が似ている大学の問題の数をこなしましょう。例えば、名大なら、阪大、東大なら、一橋など。
僕が数学をやってきてわかったことは、帝大レベルなら、解法を参考書で覚えれば、ある程度は対処し、合格点をだすことができると思います。しかし、東大、京大、一橋の問題は、解法を覚えるだけでは対処できず、発想やひらめきや特殊な考えが重要になると思います。
国語
- 現代文(説明的文章)
現代文で大切なのは、文章の中に含まれるキーワードの言葉です。例えば、絶対―相対は対義語など。Z会などで、キーワードとなる言葉を集めた参考書があるので、それを読み込み、理解した後、文章題をかずこなしましょう!!その参考書を読めば、文章のジャンル(文化論、近代論、記号論など)がわかるようになり、さらにはオチ(要点)がわかることさえあります。
- 古典
英語と同じで単語量(語彙力)が一番重要になり、つぎに文法事項が大切になります。単語(約300語)、文法の参考書をそれどれ一冊仕上げましょう!!文法、語彙があれば、文書全体を逐語訳できるようになり、和歌を除き、現代語訳や説明問題、要約問題などは対処できます。和歌は、縁語や掛詞などが複雑に絡むので、難しいものは、非常に難解です。やはり、古典も現文と同じで数をこなせば、ジャンルがわかるようになり、さらにはオチがわかることさえあります。
- 漢文
漢文も古典と同じで重要語句の意味と読み、重要構文が大切になります。古典と同じように参考書をそれどれ一冊仕上げましょう!!語彙力構文力があれば、文書全体を逐語訳できるようになり、現代語訳や説明問題、要約問題などは対処できます。そして古典と同様にジャンル、オチがわかることさえあります。
古典、漢文は、すぐに成績は向上しますが、現代文は成績上昇まで時間がかかります。しかし、共通することは、ある程度できるようになると、安定的にできるようになるので、その時がくるまで頑張りましょう。
社会
- 日本史
日本史は吉田先生の指導のもとついていけば、大丈夫です!!
強いていえば、3つあります。
①流れを理解した後に、重要人物ごとに、重要事項を詰め込み、最後に細かい事項を詰め込んだ方がいいと思います。
- 自分が受験する学部の傾向をみて、出題傾向が高い部分を重点的に細かく詰め込み、あまりでないところは、センターレベルより少し詰め込めばいいと思います。例えば、慶応経、商、早稲田商は、近代経済史を中心に細かく勉強し、早稲田社会は万遍なくなど。
- 日本史論述で大切なのは、よく出題されるある重要出来事の起きた理由、結果=影響、意義などに注意しながら教科書を何度も読み込み、理解することです。
②政経・倫理・現代社会
政経、現社は重要事項がどのようなのかを、教科書や参考書(黄色の背表紙で女子高生の絵が載ってる本)を読んで理解しましょう。倫理は、人物ごとの重要語がどのような意味かを理解し、人物―思想内容をしっかりと一致させ、理解できればいいと思います。
あと、思想ごとの相違点を重点的に!!
理科
- 生物
まずは重要用語を覚えて、理解します。次に実際にセンターの対策問題集をややり込めば、80点は超えます。残りの二十点は、観察問題を自分の知ってる知識に置き換えて理解する力とすごく細かい知識が必要になります。やはり問題の数をこなしましょう。
最後に
このように受験勉強はやることが非常にたくさんあり、全部完璧にやりきる事は出来ないので、受験校の傾向をつかんだ上、効率よく勉強し、勉強量をこなす方法が合格への一番の近道になるとおもいます。ここでさらに大切なのは、他の受験生が受けるであろう学部の問題までも解き、他の受験生よりも物量をこなしましょう。勉強量は自信をうみ、合格の可能性を高めてくれますので!!!一度しかない人生なんで、自分の未来に対して後悔しないように、適度に息抜きをしながら一生縣命努力して下さい。大学に入れば、いっぱい遊ぶことができますので!!!
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日比悠介君 慶応大学商学部
今回は僕がこの一年間で感じたこと、学んだことをかきたいと思います。
<浪人生活について>
受験生にとって最初に大切になってくるのはやはり自分を知ることです。自分の得意なこと、逆に自分に今何が足りないのか、自分を知るってことはとても大切なことです。そして同時に必要なことが敵を知ること!これは当たり前のことのように見えて意外にも完璧にやっている人は少ないものです。この二つのことをしっかりとしてから自分が今何をすべきかを考えて勉強することが大事です。がむしゃらにやるよりも計画性を持ってやったほうが効率もいいですしね。浪人生は自由な時間が多いのでそのことがより重要になってくると思います。その分いろいろと誘惑も多いし、たまには息抜きも必要だとは思いますが、いま自分がやるべきことをしっかりとやっていけばおのずと結果はついてきます!
あと友達の存在も大事になってくると思います。同じ大学をうける友達とかがいたらなおいいですね。人と交流を持つことは大事です。色々な情報も手に入るし、何より僕は和みました。
<2>
次に言っておきたいことは受験校をなるべく少なくしたほうががいいってことです。たくさん受けるのは正直疲れます。かなり疲れます。僕は二次試験を三回受けましたがそれだけでものすごく疲れました。疲れる上にお金もかかる、さらには対策も面倒、やっぱり志望校以外の大学は受けたくないですよね。そんなときに役に立つのがセンターです!国立や早慶が第一志望の人にはとてもお得なセンター出願です!だからセンターの勉強は真面目にやったほうがいいです。これは私大専願の人にもいえること。センターの勉強は二次試験のためにもなるし、センターで良い点取っとくと後が本当に楽です。理想としてはすべり止めの大学あたりはセンターで受かっておきたいです。
<勉強法>
志望校によって勉強法は違ってくるとは思いますが、まずはセンターの問題で常に八割ぐらいをとれるくらいになるまで基礎を続けるべきだと思います(国語や数学、文化史などは別)。センターの問題は自分の力を知るにはとてもいいものです。特に英語に関しては。国語と数学以外はセンターの点数は悪いけど二次はできるなんて人あまりいないですし。やはり基礎は大事です。基本さえ完璧にすれば大抵のところは受かると思います。応用なんて二の次で大丈夫です。
<慶応について>
慶応はどの学部を受けるにしても一番大事なのは英語です。赤本見ればわかると思いますが商学部、経済学部ともに全体の五割を占めています。だから英語で八割ぐらいの点数をとれば合格する可能性はぐっと高まります。けれど実際に八割とろうと言ってもなかなか難しいものですよね。しかし!商学部にいたってはわりかし不可能でもないです。そのためにはやはり長文で高得点をとること、つまりは速読力が必要になるわけです。
速読力をつけるには、ともかく英文をたくさん読むことが一番です。僕はそれで自然と英語力がつきました。いろいろテクニックやら何やらいう人もいますが、ある程度の文法力と多くの経験さえ積んでいれば長文は読めるようになります!
後忘れてはいけないのが、試験で満点を取ることではなく、志望校に合格することが目標であるということ。早慶の問題ともなると難しい問題もたくさん出てきますが、一つの問題に固執するのはよくありません。僕はわからないものは素直に飛ばすことを勧めます。時間をおけば見えてくることもあるだろうし、何より満点を取ることではなく、志望校に合格することが目標です!
日本史に関しては赤本をやりこむことです。慶応は似たような問題が何回も出るので、過去問は出来るだけたくさんやったほうがいいです。関連事項も含めて入念にやることをお勧めします。当り前のことのように思えるけど意外にやってる人は少ないと思います。参考書なんかもいらないと思います。教科書だけで十分です。教科書にのってない用語なんかも出ますけどそんなは無視しても大丈夫です。どうせみんな出来ません!大切なのは取るべくところで確実に点数を取ることです!
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