上智大学(TEAP利用)の日本史は、本格的な論述問題が出題されます。
他大の一般的な論述問題とは、「一線を画す」論述問題が毎年出題されています。

典型的な大学受験の問題しか解いてこなかった受験生は、面食らいとても対策がたてづらいとの
感想をもつ場合が多いのも事実です。

しかし、出題される「例題文」をTEAP利用の日本史が始まった2015年度からじっくり腰を据えて
分析して行くと大学側(問題作成者)の意図が近年になればなるほど、はっきり見えてくるので
近年の問題作成者の意図に沿ったテーマを選定し効率的な対策を立てることも可能なのです。

上智大学の問題作成者は、今日的な話題(2021年「戸籍について」は選択的夫婦別姓を意識した例題文、2024年は東京オリンピックや関西万博などの大規模工事イベントをテーマにした例題文)、「今現在」と歴史的事象とのつながり(関連性)を見つけ考えさせようと強く意識していることがわかります。
なので、「現在の社会」で繰り返し話題にのぼるテーマを歴史的に見つめる意識(姿勢)を強化すると受験本番で同じテーマに出会うことも
偶然ではなくなるでしょう。

その際に歴史的背景を理解することに注力することを強くすすめます。その理解そのものが出題される可能性が高いからです。
吉田塾では、この視点で貫かれた特別講座(テーマ研究と徹底した添削指導)を毎年開講しています。
お問い合わせ頂ければ、カウンセリング(無料)段階でもどんどん「傾向と対策」に必要な資料を提供しています。
活用してもらえれば幸いです。

吉田塾塾長 吉田健志