志望大別対策
ニコライ堂の中に入る!
2018年5月7日 志望大別対策
歴検の黒水会長との会食は御茶ノ水でしたので
会食後は御茶ノ水駅から近い「ニコライ堂」と「湯島聖堂」、「神田大明神」
を散策してきました。
「ニコライ堂」は、センター日本史でも出ます!
1891年(明治17年)に建てられたビザンチン様式(センター世界史で出る)の
ギリシャ(ロシア)正教会の大聖堂です。キリスト教は、11世紀にローマカトリックと
東方正教会(ギリシャ正教)が互いを破門して分裂しましたよね。
ロシア人で東方正教会系のロシア正教の修道司祭であった
ニコライ・カサートキンによって建てられたので「ニコライ堂」です。
受験では、鹿鳴館の設計で有名なコンドルによる設計であることもあって
明治期の文化史として頻出します!
現在も「日本正教会」の拠点として機能していました。
入場料300円で大聖堂の中を見学することできますよ。
近くに行った時は、立ち寄ってみてください。
カトリックやプロテスタントとは違う雰囲気があって興味深いです。
同志社大の合格レポート(北村夏海さん)
2018年3月16日 志望大別対策
同志社大文学部に合格した北村夏海さんから、合格レポート
が送られてきました。
来年度同志社大をめざす人はぜひ参考にしてください。
とくに英語が弱点の人にお勧めです!
高校2年生のときに先輩方の合格体験記を読んで、私も1年後合格して合格体験記を書きたいと思っていたので、今この体験記を書くことができうれしく思います。
私はこの春から、第一志望の大学であった同志社大学文学部文化史学科に入学することになりました。周りの友人が志望大学を下げていく中で、第一志望を貫き通せたのは日本史を教えてくださっていた吉田先生のおかげだと思います。センター試験本番も自己最高点の94点をとることができ、私にとって雲の上の存在であった京都府立大学文学部歴史学科にも挑戦することができました。結果は不合格でしたが、挑戦してよかったと思っています。
私は私立専願だったので限られた教科しか勉強をしておらず、これから受験を向かえる後輩全員にあてはまる勉強法ではありませんが、参考にしてもらえたらうれしいです。
英語
私は英語が3教科の中で1番苦手で、高3まで全く勉強をしていませんでした。しかし、同志社は英語の配点が1番大きいと知り、合格をするために英語に多くの時間をつかいました。私が本格的に受験勉強を始めたのは夏休みで、夏休みに入ってすぐ同志社の赤本を解き、自分の今の実力と大学が求める英語力の差の大きさを実感しました。吉田先生がよくおっしゃる「相手を知る」ということが受験勉強への第一歩だと思うので、第一志望の赤本を受験勉強の初めに解き、大学合格のために何が必要かを把握しておくことをおすすめします。私は、赤本を解いて自分の弱点が長文の読解力と単語力と分かったので、夏休みは長文になれるため『やっておきたい300』を1題ずつと、『ターゲット1900』の初めから50語覚えて、次の日に前日覚えた50語をテストすることを毎日繰り返しました。また、学校で使用していた文法書『vintage』のイディオムを覚えるため単語帳をつくり、就寝前に復習をするということを日課にして試験本番まで続けました。単語、イディオムを身につけるだけで長文の読解力が格段に上がり、長文を‘読めた’と感じることができると思います。暗記することになりかなりつらいと思いますが、根気強く頑張ってください。9月、10月には『やっておきたい300』の2回目と『やっておきたい500』を仕上げました。私は、長文問題の復習を演習の倍以上の時間をかけて行い、文法の確認をしたり、知らない単語が出てきたら辞書をひき違うノートに書き写していました。演習の結果に一喜一憂するよりも復習を念入りにして、自分の弱点をなくしていくことが大切だと思います。11月、12月のはじめは『同志社の英語』を使って‘同志社’の長文になれる練習を行いました。この時から制限時間や,時間配分などを意識して演習に取り組んでいました。また、学校で使用していた『write it right』で英作の練習を始めました。英作を自分で採点することは難しいので、学校や塾の先生に添削してもらってください。12月中旬からは赤本を使って、本番の試験のように3教科連続で試験を受ける練習を始め、丸1日を使って赤本を解き、2日で3教科の復習をするというサイクルを試験前日まで続けました。最終的には15年分の赤本を解きました。赤本に取り組んだ回数が多ければ多いほどいいとは限りませんが、15年分しっかり取り組めたとうことが試験本番の自信につながりました。ちなみにセンター試験の結果は147点で、学校でしか演習をしていなかったにもかかわらず、思っていたよりも高得点をとることができ驚きました。特に問3、問4の長文問題は満点だったので、実力がついてきたと実感することができました。
国語
同志社の現代文の文章はとても長いですが、内容は比較的簡単なので集中力を切らさないようにすることが大切だと思います。古文は年度により難易度は様々なので演習を繰り返して、古文を解くための知識身につけるべきだと思います。私は同志社の問題を解くときに、全問正解すると気合を入れて毎回問題に取り組んでいました。
<現代文>
現代文は得意だったので、あまりコレといった勉強はしていません。すいません。12月中旬からは、赤本を解いてない日にセンター試験の現代文を1題ずつ解いて、毎日現代文にふれるようにしていました。
<古文>
夏休みは百人一首を一首ずつ品詞分解し、歌意や和歌の修辞法を勉強しました。また『古文上達』を12月に入るまで何回も繰り返して解いていました。古文単語は学校で使っている『読んでみて覚える古文単語315』を利用していました。覚えられない古文単語は、英語のイディオムのように単語帳をつくって復習をしました。
日本史
吉田先生の授業を受けて、日本史の実力が付いたと最初に感じたのは学校の定期テストでした。いつもは20位台だった校内順位が安定して5位以内に入るようになり、効率よく必要な知識を身につけられていると実感しました。模試の結果も着実に上がっていきました。日本史は吉田先生の授業ノートをベースにして、問題演習などで自分の知らなかった知識をつけたしていく方法が一番いいと思います。新たに参考書を買う必要はなく、教科書と吉田先生の授業ノート、問題集で十分です。吉田先生は授業中に同志社大学に出そうな用語や、過去出題された用語を教えて下さるのでノートに印をつけていました。夏休みは旧石器時代から授業で習った範囲のノートをもう一度写しなおして、頭に叩き込んでいました。9月ごろからは『関関同立の日本史』に取り組み、付属の解答書も読み込みました。同志社は教科書を中心に細かい知識まで問題となるので隅から隅まで読み、また問題の半分が筆記だったので書いて覚えるようにしていました。それでも最後の最後まで苦しんだのは文化史で、資料集や用語集を使い暗記のきっかけをつくって気合で覚えました。12月に入り、赤本を何年分も解いているとある程度傾向が分かってくるようになり、安定して点数がとれるようになっていきました。吉田先生のノートを最後まで信じて勉強に取り組んでください。必ず結果はついてくると思います。
最期に
私は同志社大学に合格することができましたが、模試の判定はずっとE評価良くてもD評価でした。それでも合格できたのは、苦手な英語をカバーできるぐらいの点数を日本史で取ることができたからだと思います。数ヶ月先の進路が決まっていないという不安の中、勉強を続けるのはとてもつらく、何度も投げ出したいと思うときがありました。皆さんもこれからの受験勉強で自分の思っている通りに成績が伸びず悩むこともあると思います。ときには息抜きをして、気持ちを切り替えて受験勉強に励んでください。私は、家のポストに合格通知が届いていたとき、目の前が一瞬にして明るくなったような気がしました。皆さんにもそんな体験をしてほしいと思っています。受験を終えた今は、憧れだった大学で自分の大好きな日本史を学べることがとても楽しみです。皆さんも第一志望を貫き合格を勝ち取ってください。応援しています!!
立命館大合格レポート(中村凌君)
2018年3月10日 志望大別対策
難関大合格をめざす新高校三年生や浪人生で現時点での
学力がとても低くて不安な人の指針となり、勇気がわく
合格レポート(立命館大合格 中村凌君)が教え子から送られてきました!
ぜひ読んでください。
私は中学のときから明らかに周りの人よりも暗記力が悪く、しかも効率が悪かったのでよく友人には「お前って勉強してる割に点数低いよなー」とよく言われていました(笑)その上高校にはいってからたいして勉強をしなかったので成績も120~220/240をさまよっていました。私はゼロから受験勉強を始めたので、そんな方の役に立てると幸いです。
~世界史について~
結果から言うと6月のマーク模試では40点でしたがセンターでは過去最高の76点を取ることができました。そもそも、さっきも言った通り暗記力・効率が悪かったので吉田先生の授業がなければ立命館大学に合格することは出来なかったと思います。
まず世界史の勉強で1番すべきことは、吉田先生のノートの徹底的な暗記です。先生のノートは頻出範囲を政権担当者ごとにまとめてあるので無駄な暗記は省けて効率的です。また1番の特徴は「横のつながり」に重点が置かれていることです。この横のつながりと言うのはセンターだけでなく、私大でも問われる重要な観点です。
例えば、中国とロシアの間でネルチンスク条約が結ばれたころイギリスでは何があったか?というものです。答えは権利の章典(1689)です。11月、12月になって権利の章典と聞いて、なにそれ?となる受験生はいないと思います。しかし、「ネルチンスク条約が結ばれた頃」と問われると答えられない受験生が増えます。他にも覚えなければならない重要年号がありますが、吉田先生はそれも教えてくださいます。
また、志望校を伝えておけば授業中に「〇〇大学でよく出るよー」と教えてくださいます。
次にすべきことは、模試の復習です。(具体的にどのようなことをすればよいかは、吉田先生に言うと先輩方がされた直しを見せてくださると思うので聞いてみてください)模試の直しをしていれば、少しずつどういう所が大事かが分かってくると思います。そして、その直しを定期的に見直し、定着させてください。模試ででたものが実際に入試でもでるからです。また模試の直しをしていれば、吉田先生のノートから沢山模試に出ていることに気づけると思います。いくら先生によく出るから覚えろと言われても実感がなければ本気で覚える気になりません。だから少しでも早く先生のノートの重要性に気づくために、模試の直しは必ずしてください。
最後に、もう1つ入試のためにすべきことは過去問研究です。これは模試の直しと少しかぶりますが、ひたすら過去問を解いて、復習し、覚えるこです。私は立命館大学の入試までに過去問10年分を2周解きました。そうすれば、よく出る範囲や繰り返し出てくるワードなどに気づけます。そしてその範囲を重点的に覚えてください。
世界史の勉強時間についですが、部活、文化祭が終わってから少しずつはじめました。夏休みが終わるまでに、それまでの授業で習ったヨーロッパ史と中国史を終わらせておくとその後とても楽です。夏休みは1日1~3時間ぐらい世界史に使いました。夏休み以降は平日は30分~1時間、休日は2~3時間ぐらいでした。
私立大学は大学によって傾向が全然違います。例えば京都産業大学・龍谷大学はマーク方式でセンターに似ています。が、京都産業大学はセンターよりも簡単で、龍谷大学はセンターよりも難しいです。立命館大学はほぼ記述で資料集の端っこに載ってることも平気で出してくるのでめちゃくちゃ難しいです。でも吉田先生に聞けば大学ごとの傾向・対策も教えてくださいます。
世界史は覚えることが多いから、新しい範囲を覚えてるあいだに、前覚えたことを忘れて、そこを復習してら新しい範囲を覚えて、また忘れて…の繰り返しになると思います。いろんな参考書に手を出したりせず、とにかく吉田先生のノートを徹底的に覚えてください。そして不足知識を資料集で補ってください。
~英語について~
恥ずかしい話、2月・6月のマーク模試で両方とも40点しかありませんでした。だから、塾で3年の授業が始まってから夏休みまでは殆ど英語しかしていませんでした。塾の授業の復習は最低3回、毎日単語(ターゲット)を覚えて、文法(vintage)も欠かさずしました。夏休みが始まってからは1日の半分を英語(文法・単語)に費やしました。長文読解は授業とその復習だけしていました。夏休み以降、平日は1日最低1時間、休日は4時間ぐらいはやってました。その甲斐あって9月のマーク模試では110まで伸びて、最後のマーク模試では145点、センター本番も140点をとることが出来ました。だから、今英語ができない方もまだまだこれからなので目標を高く持ってください。長文は単語・文法ができてはじめて読めるようになるので、この2つは絶対に手を抜かないでください。そして余った時間にイディオムを覚えてください。
~国語について~私は国語に最後まで足を引っ張られました。2月のマーク模試から最後のマーク模試までずっと70~80/150点(現・現・古)ぐらいでした。でも、12月に入ってから急に伸びはじめて、センター過去問で110/150ぐらいは取れるようになりました。
まず、現代文のためにした勉強は模試や過去問の解説を読み込み、4色のボールペンを使って設問ごとに解答根拠になるところに線を引いて視覚的に理解するというものです。(漢字はやってる時間がないので不安な方は夏休みに一通り覚えてください)
古典は助動詞、文法、単語は古典単語帳を1冊(330語)覚えました。あとは過去問を解きながら知らなかったことを覚えていきました。
現代文は漢字、古典は文法・単語の問題では絶対におとせません。知識問題は必ず答えられるようにしてください。
~最後に~
受験は不安との勝負だと思います。私自身、受験が近づいて現実味を帯びてくる年末年始が一番辛かったです。滑り止めが滑り止めにならない不安、第一志望の立命館大学の過去問で点数が取れなくて受けて意味があるのかと心が折れそうでした。過去問で、最後まで3教科合わせて合格点を取れたことはなかったし、得意科目もありませんでした。でも、「点数が伸びなくても諦めたらだめだよ」と6月に吉田先生に言われたことを思い出して頑張りました。ありきたりな言葉になりますが、「努力は必ず報われる」とは限りません。でも成功する人は必ず努力しています。だから可能性を1%でも上げるために日々の努力を怠らないでください。何かを手に入れるという事は、何かを失うという事です。合格のために何を犠牲にできますか?移動時間、小さな空き時間、娯楽の時間…やろうと思えば勉強できる時間は沢山あると思います。誘惑に負けないでください。困った事や、不安な事は吉田先生に相談してください。親身になって相談にのってくださいます。第一志望に合格するんだという強い意志をもって頑張ってください。応援しています。
吉田塾合格会2(南山大英米学科 合格レポート)
2018年3月7日 志望大別対策
合格会に参加してくれた藤岡詩乃さんの合格レポートです。
私大文系では最低限の英語力は必要ですが、それを身に着けつつ
日本史で逆転合格して好例です。
南山大英米学科は愛知県の私大では最難関で配点は
英語200点・国語150点・日本史150点の合計500点
なので逆転合格も可能なのです。これは同志社大でも可能です。
参考にしてください。
南山大学 英米学科合格 藤岡詩乃さん
私は英米に行きたいにもかかわらず英語が大してできないのでとりあえずターゲットとネクステージを春休みから始めて夏ぐらいまでに完璧にし、夏の初めから夏の終わりまでに日本史の全範囲を暗記しました。南山は英国で差がつきません。でも日本史は差がつくので日本史ができるようになると判定も一気に良くなります。
南山大の国語
現代文単語、ゴロゴ、文法をしっかりやれば国語苦手でも解けます。センターより解きやすく、大抵の人は解けるので国語は差がつきにくいです。たまに難しい問題が出る日がありますが、そういう日はしょうがないです。
南山大の日本史
「センター試験日本史Bが面白いほどとれる本」を1日15ページずつ覚えます。これを何周もするとかなり偏差値が上がります。重要語句(赤字の語句)は本当によく出ます。細かい知識(黒太字で書いてある用語)は覚えようとしなくても何度も目に入るのである程度覚えられます。会話形式になっているので普通の参考書より読みやすいです。語句の記述の対策は冬ぐらいから漢字で書けない語句をノートにまとめて空き時間に見ました。過去問は解けなかった問題のやり直しの時にこの参考書で間違えた内容を探して蛍光ペンで線を引きました。書いてなければ誰も解けないです。
そして苦手な文化史や50字論述は吉田塾の通信講座(くわしい添削付き)や授業で教わりました。
吉田塾の文化史講座は流れがあって覚えやすい政治史に絡めて教えてくださるので分かりやすいです。
50字論述は知識だけでなく何が問われているか、キーワードは何か(大抵三個×2点)を読み取る必要があります。その方法は吉田塾通信講座や吉田先生の添削でだんだん分かるようになります。
あと、最後にセンター試験後の直前講座(1日特訓)では過去の傾向から出そうな範囲の授業を受けました。
南山大の英語 中学レベル~誰も分からないレベルと、さまざまな問題があるので難易度を見抜いて捨て問題は勘で解き、絶対に落としてはいけない易しい問題や長文は時間をかけてミスしないようにします。長文は配点が高い上に得点しやすいので落とすと命取りになります。参考書はターゲット1900を1日100個(part 3は、やらない)、ネクステージは1日50個を春休みから覚え始めました。かなりキツイですけど英語が読みやすくなります。長文とリスニングは速読英熟語を使い、音読や速読を繰り返しやりました。過去問は何年か解くと頻出する文法問題が結構ある事が分かります。
※ どの教科も暗記の復習は1日後、3日後、1週間後、2週間後、1ヶ月後、1ヶ月半後と徐々に間隔を空けてやると定着します。チェック表を作るといいです。
私は、英米の入試は英語が悲惨でしたが、多分日本史が周りの人より解けて国語もそこそことれたので何とかギリギリ合格することができました。正直受からないだろうなと思っていたので驚きました。模試の判定もぼぼ毎回Eだったので。つまり頑張れば確実ではありませんが何とかなります。頑張ってください。
一橋大の日本史 京都府立大の日本史
2018年2月16日 志望大別対策
いよいよ、国公立大の二次試験が近づいてきましたね。
過去問研究は進んでますか?
今回は、戦略的な過去問研究をやるかやらないかで
合否が決まる可能性が高い一橋大と京都府立大の日本史について語ります。
両者は出題される時代やテーマが対極的です。
一橋大は、近世以降からの出題が圧倒的に多く古代・中世分野からは
小問で出題される時がほとんどですよね。
大問1=近世分野 大問2=近代分野 大問3=近現代分野というイメージ
対策をしていることでしょう。
一方、京都府立大の日本史は、前近代からの出題率がとても高い
のが特徴です。近現代もしっかり出題されますが標準的な問題が
多いですね。
逆に前近代では、平均的な受験生にとって「難しい」と感じる問題
が散見されます。とくに中世分野でやや難の問題が多い印象です。
例えば、供御人や神人などを記述させたり、連雀商人を70字で
説明させたりするのは、京都府立大の日本史らしいです。
以上の過去問研究を自分でやって実感していれば、どの分野は
標準的にやり、どの分野は少し深くまでやるべきかが見えてくるはず。
そういった視点で戦略的・効率的に最後の詰めを行ってください。
明日は、一橋大の日本史を少し深く掘り下げます。
あと早稲田も後半日程をうらなうようなコメントを出す予定です。
早稲田の日本史3(文化構想学部)
2018年2月13日 志望大別対策
早稲田の受験シリーズ初日はどうでしたか?
今年も早稲田らしい問題が多かったみたいですね。
文化構想学部ではあまり出ない史料問題もありました。
教え子からの情報だと以下のような感じです。
大問1 明治時代の文明史論を代表する著書からの抜粋(日本開化小史の史料問題)
大問2 日本における「先例」
大問3 日本の医学、薬学の歴史
大問4 対外戦争と歴史認識
それと、早速予想問題が的中しました。的中したのは大問2の小問の中の一揆の選択肢です。
一応、初日から吉田塾直前対策の予想問題が出てたようです。
なお、早稲田は同じ年度でもよく似た問題を出しますので今日受験した人は
必ず復習しておきましょう。
過去には、柳条湖事件を3回出したり、シャクシャインやコシャマインを
繰り返し出した年度もありました。
明日も早稲田の日本史を語ります。
同志社の日本史(最終日) 早稲田の日本史2
2018年2月11日 志望大別対策
10日の同志社の日本史でやはり一番最初に強調していた
前近代の対外関係(今回は平安時代〜元寇)が出ましたね。
大問1 平安初期~室町時代の対外史
菅家分草、唐物、硫黄、平家納経、三別抄、江南軍、新安沈船、ちょう然、朱元璋
唐物・三別抄は同志社の定番です。あと、ちょう然はHPの予想問題でも掲げていたので
吉田塾の本気の同志社対策をやった人はかなりライバルに差をつけることができたようです。
大問2 近世の町・朱印船貿易・手工業・商業
①近世の町=城下町、大坂、町奉行、
②初期豪商・朱印船貿易=角倉了以、末次平蔵、茶屋四郎次郎、末吉孫左衛門、納屋助左衛門
③工場制手工業や商業への課税
酒 座 冥加、鉄座、株仲間、人参座
問3 明治文化
進化論、加藤弘之、人権新説、モース、明六社、啓蒙、菊池寛、フェノロサ、東京美術学校、
横山大観、文化勲章、石川達三、生きている兵隊
問3も直前予想で指摘していたので「助かった」との声がたくさん寄せられています。
塾生は「問1の元寇の細かい問題答えることができました!」的な感想が多かったです。
いよいよ、早稲田大の受験がはじまりますね。
早大でも蒙古襲来や朱印船関係や明治の文化は良く出ます。とくに文学部や文化構想学部を受験する人は
明治期の文化には要注意です。上記にあげた同志社の問題となったキーワードは
しっかりチェックしておいください。
明日も早稲田の日本史について語ります。